講師紹介
Yoshimitsu Akiko
好満 あき子
広島県呉市出身。4歳からピアノを始める。広島県立広高等学校卒業後、エリザベト音楽大学に進学する。3年次を終了後、飛び級し同大学大学院に進み修士の学位を取得する。
(財)広島国際文化財団よりヒロシマ・スカラシップ 中村音楽奨学金を得て渡仏。パリ・エコール・ノルマル音楽院,ヴェルサイユ国立地方音楽院を審査員全員一致の賞賛を得て一等賞を受賞し卒業。フランスのピアニスト クロード・エルフェ氏主催の20世紀の音楽講座を2003年から先生のご逝去まで受講。個人的にも師事する。
スクリャービン国際ピアノコンクール(フランス)第1位,ジャンルカ・カンポチアーロ国際音楽コンクール(イタリア)第1位,Jaguar Italia S.p.A.から特別賞,エウテルペ国際音楽コンクールにて批評家賞,部門別第1位(イタリア),マニフィカトルピア国際音楽コンクール第3位(イタリア)受賞。在仏中,ピアノを故クロード・エルフェ,ピエール・レアック,フランソワ・シャプラン,パトリシア・トーマ各氏に,伴奏法をクリスティアン・ルオー女史に師事。
4年半の間,在仏し,ヴェルサイユ宮殿での演奏会等フランスを中心にソロ,室内楽,伴奏の各分野で演奏活動をする。
帰国後は数多くのリサイタルやコンサートを開催。2010年にはイタリアに招待されリサイタルをするなど、ヨーロッパでの演奏活動も盛んに行ってきた。また2012年には東日本大震災のチャリティーコンサートを開催し、収益金を仙台市に寄付。病院での演奏会にも精力的に参加し、緩和ケアでのサロンコンサートを年間を通して行ってきた。
現在,広島文化学園大学 学芸学部 音楽学科,広島女学院大学 文学部幼児教育心理学科にて、後進の指導を行っている他、数多くのコンクールの審査員を務めている。
日本音楽学会会員。全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)会員。
3歳と6歳の2児の母。
【録音】CD『ラヴェル~鏡&夜のガスパール』
【著書】『伴奏教育に関する意識調査:大学生へのアンケート調査に基づく』
『イタリアにおけるクラシックコンサートに参集した聴衆の満足度水準に関する研究』
『日本におけるクラシックコンサートに参集した聴衆の満足度水準に関する研究』