ピアノ教室　sonorite

それぞれの生徒さんが持っている可能性を引き出し、音楽を通して本来持っている才能が開花するよう願って日々レッスンしています。

表現したい事を演奏者自身の言葉で、聴いている人に語りかけるような演奏はとても魅力的です。そのためには、自分の音をよく知り、よく聴き、イメージし構築する。

レッスンの際、大事にしている事は、「美しい響き」「想像し考える力」「良い耳」です。

　美しい響き

美しい音を出すためには、打鍵の際の脱力、身体の使い方が重要となってきます。作品によって求められる響きは様々ですので、多彩な響きの引き出しを持っておくことは良い演奏の要となります。

次の想像力と考える力に繋がりますが、曲の中でどんな音がその部分にとって合っているか（＝美しいか）判断して音を出す能力が必要です。

　想像し考える力

この曲はどんな曲なのかな？　このフレーズは何を表現しているんだろう？　譜読みをしている段階から想像し、考えることで作品の理解への近道になります。

楽譜をよく見てみると、同じ作品でも毎回新しい発見があります。「あれ？ここの音は何で前と違うの？」「新しいフレーズがある」など発見し、それらを周りの部分とどう関連するのか考えていくことで曲の構築に繋がります。

　良い耳

そして自分の出している音がどんな音なのか、常によく聴いて想像した事、考えた事とリンクさせながら目標とする演奏に仕上げていきます。

音の出し方

美しい響きを作るためには、弾くフォームを整えていく必要があります。習い始めの時から、自然で綺麗な音を出せるよう手の形、椅子に座る姿勢、腕や身体の使い方を指導していきます。成長と共に身体条件が変わってきますし、子供さんそれぞれの身体の使い方の癖もありますので、個々の状態を見極めながらレッスンいたします。また、打鍵の仕方で様々な音質に変化できるので、多彩な響きをコントロールする能力を高めていきます。

教材について

お子さんの個性やレベルに合わせて、多くの教材から教本を選び使用していきます。

様々な音色や音楽形式を学ぶため、バロックから現代までの時代別の曲をバランス良く学んでいきます。ベートーヴェンやシューマン、ブラームスなどの大作曲家は、短く弾きやすい作品も作られていますので、小さな頃からこれらの曲に親しみ、年齢と共に大きな曲へと発展させていきます。

テクニック

テクニックは「響きを創るため」につけるものであって、どのような響きが欲しいか明確な目標をもって練習していくよう指導しています。もちろん音の粒を揃えたり、各指の均等さを鍛える事も大事ですが、それら所謂メカニック的なものをどのように表現に取り入れていくかが大事です。教材としては、今必要なテクニックをつけられる練習曲を成長に合わせて選んでいきます。

楽典・ソルフェージュ

特に初心者や小さいお子さんは、ピアノだけでなく、ソルフェージュも合わせて行います。音符カードを使った遊びから入り、リズム練習、聴音など音楽の基礎力を養います。これらは楽譜を1人で読み、考えて弾く事にもつながります。

1回 40分レッスン（小学生）、45分レッスン（中学生以上）から開始

レッスン時間は1回40分または45分を基本に開始し、ご希望や必要な曲数、レベルにより60分などに長くしていきます（60分以上も対応します）。未就学児で初心者の方など、45分が難しい場合は30分も可能ですので、相談しながら決めていきます。

通常のレッスン回数は年間36回（月3回）ですが、部活や他の習いもの等で予定を入れにくい方にも通っていただけるよう月1回、月2回のコースもあります。生徒さんのご都合に合わせてレッスン回数等、柔軟に対応させていただきます。

上記はコースの一部です。他のコースはお問い合わせください。体験レッスン時に現在の状況やご希望を伺い、それぞれの生徒さんにあった時間やペースで組みますので、是非ご要望をお聞かせください。

レッスンの時間帯は、平日9時～18時まで。土曜日16時～17時30分。

18時以降は応相談。夜間も可能な日がございますので、お気軽にご相談ください。

平日は大学に勤務しているため、授業日程が半期毎に変わります。そのため定期レッスンの方にはレッスン時間の変更をお願いする事もありますので、あらかじめご了承下さい。